大人の包茎には注意が必要
包茎を悩んでいる人は多く、成人になってから気にする人も多いでしょう。包茎はペニスを覆っている包皮の出口が狭くなっていて、亀頭が露出しないような状態を真性包茎と言います。手を用いると露出することができるのですが、包皮が過剰にあるので通常亀頭が露出していないような状態を仮性包茎と呼んでいます。包皮と亀頭が癒着しているため、完全に露出することができないことがあり、このようなものは生理的包茎になり真性と区別することが可能です。
手術など特別な治療は必要なく、ほとんどの場合徐々に癒着がはがれてくるでしょう。手術を受けることによって不快な状態を改善することができ、きれいに仕上げることが可能です。真性の場合、新生児の96％に見られることがおおく、思春期前では10％になります。思春期後は5％に減少するようになっていて、真性の場合思春期まで自然に治ることがおおいです。
大人になって生殖活動が開始するまで、小児包茎は包皮により亀頭を覆って保護する意味もあります。大人になってからもこのような状態にあると、いろいろなリスクが予想されるので包茎手術を受ける人が増えています。
陰茎がんになるケースもあります
包茎の状態にあるといろいろなリスクがあり、例えば包皮口が狭く排尿障害を来すケースがあります。針穴みたいに狭いと排尿時に包皮に尿が溜まって風船のように膨らむバルーニング現象があるので注意が必要です。亀頭包皮炎を起こしやすくなるリスクがあり、嵌頓包茎を起こすケースもあるでしょう。恥垢が溜まりやすく、恥垢は包皮と亀頭の間に上皮細胞のカスが溜まってできる黄白色の塊です。
不衛生な状態になるので、そのまま放置しているいろいろな病気を引き起こす原因になります。包茎手術を受けると病気になるリスクを解消することが可能です。近年メンズ専門クリニックが増えており、自分の状態になった包茎手術を受けることができます。成人以降、真性包茎をそのまま放置していると慢性の炎症性刺激によって陰茎がんになるケースもあるので注意が必要です。
思春期以降でも真性包茎が治らないなら、包茎手術を行った方が良いでしょう。基本的に仮性包茎は包茎手術の必要がないですが、本人が気になるなら包茎手術を利用することが可能です。
まとめ
大人になってからも包茎に悩んでいる人はいて、包茎をそのまま放っておくとバルーニング現象になったり、亀頭包皮炎を起こしやすくなります。カスが溜まると不衛生な状態になり、慢性の炎症性刺激により陰茎がんになる原因になるので注意が必要です。大人の包茎は包茎手術を受けた方が良く、コンプレックスを解消することができます。仮性包茎の場合も手術できれいにすることができ、気になるなら施術を受けることをおすすめします。
